今回、第三次国土形成計画（全国計画、2023.7）を受けて、改めて関西（近畿）州を想定し、関西（近畿）広域地方計画（2016.3）をレビューしてみました。関西は日本の古代・中・近世・近現代を貫く独自の文化軸を持っています。一方、関西圏の人口は今後10年で2,000万人を下回ると予測されています。道州制を想定した場合の関西の州都として、まず考えられるのは大阪です。あるいは日本最大の湖、琵琶湖を借景とする場所に、関西の州都を置く案も考えられます。
11月初旬、今年の日本シリーズがオリックス・バッファローズ、阪神タイガースで戦われました。両チームともに３勝３敗となり、第７戦が11月５日、京セラドームで行われました。結果、阪神タイガースが７対１でこれを制し、今年の日本一に輝きました。阪神の日本一は38年ぶりで２回目とのことです。大阪ドーム、熱狂する満員のファンの中、岡田彰布監督が幾度も胴上げされていました。

タイトル　：　21世紀の日本のかたち（143）道州制　関西（近畿）州　−関西（近畿）広域地方計画−