内閣総理大臣の国会演説を見ると、1990年代後半から未来に言及することが目立って多くなってきました。総理の演説は何故、未来志向になったのでしょうか。この問いを探求するため、まずは近年の総理演説における未来の語りにはどのような特徴があるのかを計量テキスト分析によって調べました。
その結果、政策的には税財政と社会保障に関する語り、安心と不安という心理的な単語を含む語り、世代というコーホート的な単語を含む語り、が多くなっていることが明らかになりました。
「総理演説は何故、未来志向になったのか? 近年の未来言説の特徴 」(クリックすると掲載内容がご覧いただけます。))