ほんとうに面白いAクラスの本というのは、厳選して読んでも、おそらく数十冊に一冊といったところでしょう。そうしたAクラスの本を自分の心覚えも兼ねて、簡単にご紹介していこうと思います。
今回取り上げる「ホワイトハウスのキューバ危機」は、キューバ危機の際に米政府首脳部(エクスコム:国家安全保障会議執行委員会)によって行われた討議過程をマルチエイジェンシー・シミュレーションによって検討したものです。完全な学術本ですが、「歴史のイフ」についても分析していて、とても面白い内容です。
Aクラスの本を読む1 「ホワイトハウスのキューバ危機」(クリックすると掲載内容がご覧いただけます。